落ち着いた味わい。ほのか柑橘系の香りを持つ単叢。
以下鳥棟山のご紹介:
広東省潮州の鳳凰山区にある山々。中でもひときわ高い鳥棟山【標高1,300m】で栽培されるお茶には、特有の余韻(山韻)があります。果実や花を想わせる香気に、蜜の味わい。そしてそれらを一度に引き締める収斂味。これらが程よいバランスで調和しているのが当店の烏棟単叢。当然、香料など使っておりません。是非味わって頂きたいお薦めの逸品です。
この地方に伝わる伝説では、南宋末期の皇帝がお茶を飲んで感激したのが宋種のはじまりと言われています。山の頂上に「天池」と呼ばれる幻想的な池がありますが、その地には皇帝が隠れたとされる穴が今でも残っています。このあたり一帯は霧が非常に深く、佳い茶葉が育つ完璧な環境が整っているのです。