本物と呼ばれる「正山小種(ラプサンスーチョン)」をご存知でしょうか?
正山小種といえば、
スモーキーフレーバー(燻香)が特徴の紅茶です。一般的に出回っている燻香型は、いわゆる商業的なものが多く、味わいはそれほど深くはありません。
「本物」と呼ばれる正山小種は、
伝統型ともいわれ、特徴であるべき燻香がほとんどないのです。
燻香を強調していないのは、発酵(熟成)によって生まれる香味に重点をおいているからです。
その味わいこそ、本来の正山小種の特徴という考え方です。
その香味を損なわないよう
、燻香(匂い)ではなく、味わいにほんのりと燻した味を感じる程度に作られます。
これが本物と呼ばれる伝統型の製法です。
この製法は、高級な正山小種を作るときに使われます。今回の正山小種は、その工程に忠実かつ丁寧に作られた高級茶です。しかも有機農法の茶畑で大切に育てられた茶葉です。
その味わいとは、、、
はじめに、厚みのある強い味わいに正山小種らしさを感じます。それはすぐに熟した果実のような味に変化していきます。その果実のような味わいは、口の中を絡みつくように複雑な香気とうま味を醸しだしてくれます。その中に嫌味は全くなく、あくまでも透明感のある高貴な味わいです。
そして、はじめの強さからは想像もできないほど、スッキリとした余韻に満たされます。
※当店選りすぐりの、もう一つの隠れた正山小種を、是非多くの方に味わっていただきたいと思います。アイスティーもお勧めです。氷をたっぷり入れたグラスに、作りたての正山小種を注いでいただくと美味です。
■洗練されたスモーキーフレーバータイプ「特級正山小種(燻香型)」はこちらです。