【中国二大緑茶の一つ碧螺春(ビィルォチュン)】
純手摘(人工采摘、人工㨂剔、人工炒制) 有名な話ですが、茶名は清の康熙皇帝によって付けられました。その時代もすでに素晴らしい味わいだったようです。
※碧螺春:色「碧」、形状「螺(巻貝)」、時「春」)
貢上茶にふさわしく、他の比ではないほど、多くの小さな新芽を摘み、産毛を損なわないよう丁寧に仕上げていきます。
皇帝は何を考えながら、このお茶を味わっていたのでしょうか。想像を巡らせながら楽しまれてはいかがでしょうか。
銘茶は景勝地に在り。産地は、中国五大湖、蘇州の太湖(江蘇省)の島、洞庭山です。また同じ長江流域にある洞庭湖(湖南省)も壮大で、湖の中にある君山島では、黄茶の王様、君山銀針の歴史も流れています。「天然の絵画」と例えられたほどの美しいところです。長江流域には茶器の産地もあり大変豊かな文化を持つ中国国家5A級旅遊地などがあります。
このお茶は、中国十大銘茶、中国二大緑茶、そして国家礼品茶でもあります。
この度入荷しましたお茶は、正宗(正統)の碧螺春です。
産地は洞庭、摘まれた時節は明前、等級は特級表示です。つまり、
由緒正しい最高級となります。さらにこだわった部分は、安心のオーガニックであるということです。
ちょっと面白い商売の裏側:
中国を代表する高級緑茶には、実は、プロの茶商人のみ知り得る、絶妙のランク分けがございます。特に判別しにくいのが、今回ご紹介するブランド力の強い三大緑茶です。
地域、時期、製法など、微妙な違いにより、じつは細かく振り分けられ、それによって価格も大きく変わります。たとえ見た目が同じであってもです。そのため、このような緑茶の鑑定は、プロでも判別し難いところです。
一年で最も活気に満ちあふれるこの春期になりますと、プロ達は、その絶妙な玉石混淆を選り分け、需要と供給のせめぎあいを繰り広げるのです。
※オーガニック茶におきましても、もちろん地域、時期、製法などによって、ランク分けがなされます。
お求めやすい茶葉も、また其々に良さがあると思います。
しかし緑茶好きのお客様の多い当店では、2014年は王道「中国三大緑茶」に焦点を当て、その最高峰、そしてオーガニックであることにこだわってみました。 碧螺春というお茶を試してみたい方は、良い基準がつくチャンスでもあります。
爽やかで繊細な雰囲気を自由に感じ、楽しんでいただければと思います。
※大変デリケートな茶葉ですので、到着後すぐにパック詰めを済ませております。 包装(2種類):10gパック・25gパック
淹れ方:
器に三分の一のお湯を入れ、茶葉を落とし、茶葉が膨らみ動かなくなれば、更にお湯を加えてでき上がり。味がでるまで途中でお湯を注ぎ足しながらお楽しみください。
茶器:蓋椀・耐熱ガラスカップorポット・磁器製の急須もOK.。
茶葉:2g-7g
水量:200ml
温度:80-85℃
※お湯を注ぎ足しながら何煎もお楽しみください。分量はお好みで自由に加減してください。