<店主おすすめ 2025年新茶>
-中国二大緑茶の一つ碧螺春-
国家級名人農家より仕入れた碧螺春です。
春の澄清な香気に、優しく爽やかな味わいと余韻。
産地は洞庭西山で、摘まれた時節は明前、等級は特級です。
この茶名は清の康熙皇帝によって付けられました。
(碧螺春:色「碧」、形状「螺(巻貝)」、時「春」)
貢上茶としても有名で、他の比ではないほど多くの小さな新芽を摘み、産毛を損なわないよう丁寧に仕上げていきます。
皇帝は何を考えながら、このお茶を味わっていたのでしょうか。想像を巡らせながら楽しまれてはいかがでしょうか。
-----その他の情報-----
銘茶は景勝地に在り。産地は、中国五大湖の一つ洞庭湖の近くです。また同じ長江流域にある太湖(揚子江)も壮大で、「天然の絵画」と例えられたほどの美しいところです。この辺りには茶器の産地もあり大変豊かな文化を持つ地です。
緑茶好きのお客様の多い当店では、2025年は王道緑茶にこだわり焦点を当ててみました。
※大変デリケートな茶葉ですので、到着後すぐにパック詰めを済ませております。
ちょっと面白い商売の裏側:
中国を代表する高級緑茶には、実は、プロの茶商人のみ知り得る、絶妙のランク分けがございます。特に判別しにくいのが、今回ご紹介するブランド力の強い三大緑茶です。
地域、時期、製法など、微妙な違いにより、じつは細かく振り分けられ、それによって価格も大きく変わります。たとえ見た目が同じであってもです。そのため、このような緑茶の鑑定は、プロでも判別し難いところです。
一年で最も活気に満ちあふれるこの春期になりますと、プロ達は、その絶妙な玉石混淆を選り分け、需要と供給のせめぎあいを繰り広げるのです。