優しい味わいの高山老叢、清香タイプ。
広東省鳳凰山が産み出す単叢の銘茶「蜜蘭香」
中国広東省潮州鳳凰山区の単叢(たんそう)というウーロン茶。単叢の蜜蘭香とは、どんなものなのでしょう。皇帝に贈られるほどの単叢、トップレベルの魅力ある単叢を知りたい方用に仕入れました。プロが作ったプロが愉しむ単叢茶の味わいです。
印象は、まず天然の果実や花のようなふくよかな香りと同時に蜜蘭香独特の切れのある収斂味を感じさせます。さらに、喉を通り過ぎた後には喉の奥にフワァーと豊かな香りと甘さの余韻(「韻」や「山韻」と呼ばれる)がございます。
鳳凰山のお茶:
この地方に伝わる伝説では南宋の末期の皇帝がお茶を飲んで感激したのが宋種のはじまりと言われています。 山の頂上に「天池」と呼ばれる幻想的な池があり、その地には皇帝が隠れたとされる穴が残っています。 ここには霧の日が多く、良いお茶が育つ完璧な環境が整っているのです。